暴落に慣れること
先日イギリスのBrexitの国民投票で賛成が過半数を上回ったことにより、世界の株価は暴落しました。
私の資産額も同じく減少しました。1日での下落率としては、ここ数年でもかなり高いものだったと思います。
ただし、長期投資のスタンスであるため、売却しようとは一切思いませんでした。
(ボーナスが出た直後でそれが吹き飛んだのはちょっとショックでしたが。。)
投資をしていると時として自分が汗水働いて手に入れた何ヶ月分かのお金が失われてしまう可能性があるという怖いものですが、精神的に安定するには、知識と経験に頼るしかないと思います。
市場全体の暴落は過去何度も起こっている当たり前のことであり、それがどのくらいの期間かかるかはわかりませんが、そのうち戻ることもわかっています。
リーマンショック後、米国のS&P500指数は2009年2月の底値から4年をかけて、2013年の2月にその水準を戻しており、その後の上昇を見れば、市場から退場しなかった投資家がその恩恵にあずかっていることがわかると思います。
また、自分が株式などのリスク資産へ投資している期間が長いほど、短期的な上下は当たり前だと経験的にわかり、耐性ができてくるものだと思っています。
たとえ株価がその水準を戻すということが分かっていても、もしBrexitの直前に投資を始めていたら二度と手を出さないと思ったかもしれません。
ただし、どのくらいの下落であれば耐えられるのか認識しておく必要があると思いますので、私も常に心に留めておきたいと思います。