インベストメント&ピース

長期分散投資で資産形成中です。投資の話を中心に書いていきたいと思います。

不動産投資の利点

f:id:sackana:20160823220602j:plain

前回書いた記事の通り、私は株式の方を選好しており、現物不動産を購入することは当面ないと思います。

investment-and-peace.hatenablog.com

ただし、不動産投資が全て良くないと思っている訳ではなく、いくつかの魅力は感じていますので、それを書きます。

不動産投資が魅力的に思える理由として、インカムゲインに着目すると、家賃収入の安定性と金額的な多さが挙げられます。(空室がほとんどないという前提です。)

毎月安定的に割と大きな収入が入ってくるということです。
アーリーリタイヤに近づく手段として毎月の収入というのは心強い味方になります。

サラリーマン大家さんという言葉もよく聞きますね。

ただし、これは不動産自体の金額が大きいため、家賃収入も大きいということです。

3,000万円の株式を購入する場合、同額の金融資産を持っていないと買えませんが、不動産の場合ですと銀行から借り入れして購入できます。

例えば、500万円の頭金で2500万円を借り入れることにより、3000万円のマンションを購入し、そのマンションから生み出せる家賃収入がインカムゲインです。

利回りを5%とすると、1年間で150万円のインカムゲインが見込めます。
自己資本の500万円だけで買える物件は少ないと思いますが、利回りを同じく5%とすると、1年間で25万円にしかなりません。

このように借入れによって利益を増やす手段をレバレッジ(梃子という意味)といいます。

株式も信用取引などで同じレバレッジ効果を利用することはできますが、追証といって、株価がある一定額を超えて下落してしまうと追加で資金を入れないと強制決済されてしまいます。
相場を見続けないといけないため現実的には厳しいものがあります。

このように不動産投資ではレバレッジ効果を利かすことにより、高いリターンを追い求めることができます。

不動産を魅力的だと感じているが、借金はせず自己資本のみで投資したい人はREIT(不動産投資信託)という選択肢もあるので検討してみて下さい。

REITは株式と同じく所有権を複数人で分割し、その保有分に応じた収益を分け合うという仕組みです。少額でも投資できます。

オフィスビルやマンションの家賃収入を所有者で分け合うということですね。