ホリエモンのお金の話
元ライブドア社長の堀江貴文さん、通称ホリエモンがお金について語っている動画をYouTubeで観ました。
これは捕まる前の動画で恐らく世間を賑わせていた2004,5年頃ではないかと思います。
当時は大阪近鉄バッファローズ買収を申し出たり、ニッポン放送・フジテレビの敵対的買収騒動と既得権益に対して歯に衣着せぬ発言で立ち向かっていく姿は頼もしかったです。そのせいで目をつけられ、グレーな部分を突っ込まれ証券取引法違反容疑で逮捕されてしまいました。
動画の内容については、主に以下のようなことを言っております。
お金イコール信用という話
お金には実体がなくバーチャルなものである。円の場合は人が日本国を信用しているから価値があると思って使っている。そして、お金は信用を数値化したものであり、知人がおごってくれたり、困った時に泊まらせてくれたりするのは、自分に幾分かの信用があるからである。
個人のバランスシート
信用は無形資産である。内なる打ち出の小槌と呼んでいる。信用があるから講演会などに呼ばれ、働き、稼ぐことで実体化できる。
信用を積み重ねることが重要
いい商品を作っただけではダメ。先方の期待に応えることが大切。
ゼロから信用力をつけるには、まず自信をつける必要がある。そのためには成功体験が必要である。そうすると自信ができて次の成功体験ができる。
若いうちであれば、佐川急便のドライバー(自分で仕事を取ってくるので頭を下げることができるようになる。お金も貯まる)、女性なら水商売(お金持ちと人脈ができる)を勧める。
いい借金と悪い借金
オートローン(自動車のローンです。)は金利が低いのでいい借金、カードローンや消費者金融は金利が高いため悪い借金である。自動車を現金で買い、カードローンで借金をするのは馬鹿である。
バブルの生成と崩壊
バブルの生成と崩壊は金融資本主義なので起きて当たり前。資本主義が崩壊すると本気で言っている人がいるが、それは借入れなしのゼロレバレッジの世界に戻ることであり、不可能である。それは自給自足、物々交換の世界に近い。
グローバル化・IT化
世界の人々の生活水準の底上げ、平準化が起こっている。日本人である特権はなくなる。世界の人々と伍するだけの戦闘力をつける必要がある。
いろんなジャンルの情報収集をすることが大切。人よりも未来を知ることができれば圧倒的に優位に立てる。
私(サカナ)の感想
ホリエモンについては、ぶっきらぼうで生意気に見えるからか嫌いな人も多いかと思いますが、私は結構好きなんですよね。
拝金主義とか言われますけど、自分が好きなことをビジネスにしていて、あまりお金には執着がない気がします。お金は死ぬほど持っていると思いますが半端なく仕事しますしね。生活するためのお金を稼ぐためにサラリーマンを続けている私のようなものの方がよっぽどお金にとらわれているなと感じてしまいます。
投資やアーリーリタイヤについて興味のある人は、割と考え方に共感を持てるのではないかということでオススメです。
特に情報を重視している点については並々ならぬものがありますね。
ゼロという本を最近読んだのですが同じことが書いて箇所が多く、ブレてないなと思いました。この本もオススメ。
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