子供の頃のお金の話 - 倹約家な親
なんとなくエピソード的なことが少ないと思っていたので子供の頃のお金にまつわる話を書きたいと思います。
両親は倹約家でした。父親は無駄使いをしない程度だったかもしれませんが、母親については相当な倹約家でした。
表現的に正しく言うとケチでした。
子供の時にもらったお年玉はとりあえず全て貯金していました。ファミコンのカセットを買うのにいくらかは下ろして使いましたが、多分未だに母親が管理していると思います。これは別にケチという話ではありませんね。
1970年代や私の生まれた1980年代は10年の定期預金金利が10%を超えていたり、金利が高かった時代なので合理的な選択肢だったかもしれません。ただし、今そのお年玉がいくらになっていようと、小学生時代の1万円の価値は今給料で貰える1万円とは比べものにならないほど高いものなので、何かためになることに使ってしまった方がよかったですね。恐らくファミコンのカセットが増えていただけかもしれませんけどね。。
また、こんな思い出があります。
小学校3,4年生くらいの時に家の近くにおじさんとおばさんがやっている駄菓子屋のようなお店がありました。2,3台のアーケードゲームがあり、よく遊びに行っていました。ある日50円を出してうまい棒を2本買ったのですが店の人がお釣りをくれません。当時1本10円でしたので30円のお釣りが来るはずですが、店の人が50円と言ってくるので、仕方がなく引き下がったのですが、子供なりに何かおかしいというのは気づくものです。家に帰る途中友達ともおかしいなという話にもなりました。
家に帰って母親に話してみたところ、お店に電話を掛け始めました。そしてお店の人と話をつけると私にお釣りを取りに行って来いと言ってきました。
これは子供からお金を騙しとったいうことに対する店への抗議と私へのしつけだったのかもしれませんが、30円をわざわざ取りに行かされたということで鮮明に覚えています。家からお店は10分くらいで遠くはなかったですが。
これもケチという話ではありませんかね。
あとは待機電力という家電製品を使っていない間でもコンセントに挿していると電力が発生してしまうということを聞いた母親は家にあるあらゆる家電をコンセントから抜いてしまいました。これは不便であるし、やめて欲しかったですね。しかも抜き差しのしすぎでコードがダメになったりしてましたからね。
これはケチの話でよいのではないでしょうか。
とにかく私もその倹約っぷりを受け継いでしまっています。奥さんからはケチと言われます。私自身は無駄なものにはお金を使わないだけだと思っているのですが、そう見えるんですね。
「となりの億万長者」という本にもありますが、お金持ちになるには倹約であることが最重要だということが書いてあるのでその辺りは良かったと思うしかないですね。
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