米国の利上げ期待と円安の流れ
今週に入り円安方向に進んでいます。
先週は1ドル100円台でしたが、本日は103円台となっています。
原因は米国の利上げへの期待が高まったからで、今週末に発表される8月の雇用統計の数字の結果によっては、9月20、21日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げに動く可能性が生じているとのことです。
米国が利上げを行う場合、短期的には金利が高くなるドルにお金が集まるため、ドル高円安となります。利上げをしなかった場合は、今の米国の利上げの期待を織り込んでいる分が戻るため、円高方向に向かいます。
ただし、ブレグジットの例でもありましたが、あまり先読みして投資をすると痛い目に合う可能性もあるので注意したいです。
(ブレグジットではEU残留という大方の事前予想から、国民投票の結果、まさかの離脱ということで、安全通貨とされている日本円が買われて円高・株安が進みました。)
以下のように私の資産の中で海外のアセットクラスは4割超を占めていますので、円安により資産額は上がります。
investment-and-peace.hatenablog.com
ただし、しばらく円高の状態をキープしてほしいというのが本音です。先進国株式の比率を高めようと、購入を進めているからです。
今使わないお金を投資に回しているため、円安による資産額の増加は今のところ意味はなく、同じ金額で購入数が増える円高の方が嬉しいです。
米国株を多く持っていて配当が多い人は円安の方が嬉しい場合もあり、追加投資とのバランスが難しいかもしれませんね。